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こんな症状の改善に東洋医学は効きます!

坐骨神経痛
発症と症状
 ある動作で突然に起こる場合や、腰痛や臀部の痛みから徐々に起こってくる場合もあり、発症の仕方は一様ではありません。 又、ぎっくり腰の後に起こる場合もあります。
 痛みは坐骨神経の経路に沿い、太ももの後ろ側からふくらはぎ、外側、そして足首の外側、足の甲足底、足先にまで痛みがひびきます。 痛む範囲は、それらの一部のみ痛むもの、数か所、あるいはすべてに及ぶものもあります。 痛み方も、鋭い痛み、焼けつくような痛みひきつれるもの、痺れるもの、ジンジンとくるもの等、様々です。
 又、発作的に時々痛みが来るもの、持続的に痛むものもあります。 起立、歩行、屈伸等の動作時や、静止時、寒さなどの刺激でも痛みが増します。
 慢性的になると痛覚や知覚がマヒしたり、筋の弛緩(ゆるみ)・委縮(ちぢまり)が起きたり、血の流れが悪くなりチアノーゼを呈し、体温が低下します。 痛みのひどい場合は、一日中痛く、苦しいものです。
 坐骨神経痛は、純粋の病名ではなく、一つの症候群です。
 器質性のものは、椎間板ヘルニア、脊椎分離症、脊椎辷り症、黄靭帯の肥厚、癒着性脊髄炎、脊椎カリエス、脊椎腫瘍等から起こります。 末梢性のものは、種々の伝染病、外因性及び内因性中毒、ビタミンB1欠乏、骨折、打撲による神経障害などです。
 又、感冒、湿潤、筋膜炎、アレルギー等実に様々な事が要因となります。
治療
 ラセーグ症候、バレー氏圧痛点等が出ることが多いですが、実際は痛みの激しいときは、検査自体行えない事が多いものです。 痛みの激しいときは、取りうる姿勢で、とりあえず痛みの軽減をはかります。その場合は鍼灸治療が効きます。
 下半身の全体に痛みを訴えますので、足先のからと、殿部の最も痛いところに軽く置針します。 痛みが和らいできたら、坐骨神経の経路に沿って鍼をしていきます。 痛みが和らいでも、同じ姿勢を続けていると別の場所が痛みだすことが多いので、そのたびに楽な姿勢に変えて治療します。
 中程度の痛みの場合は、初めから坐骨神経の経路に沿って治療します。 軽度の場合は、まず骨盤の歪みを矯正し、なお残る痛みの部位に鍼をしますが、骨盤の歪みを矯正するだけで痛みが消えてしまう場合もあります。 又、状態によっては中程度でも、骨盤の矯正を先に行ったほうが有効の場合もあります。
 治療期間は軽度で一週間、中程度で二週間、重症では一カ月位かかります。
 根性のもの、他の疾患が疑われる場合は、それらの検査を受ける必要があります。
治療
家庭で出来る簡単対処法
 急性で痛みの激しいときは、安静が第一です。方法は、ぎっくり腰を起こした場合と同じです。(ぎっくり腰のページ で述べています。)  じっとしていればあまり痛くない、我慢できる場合は、治療に通院する場合以外は安静にして、冷やさないようにしてください。