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こんな症状の改善に東洋医学は効きます!

ぎっくり腰
発症と症状
 ぎっくり腰とは、急性に発症し腰部、骨盤に痛みを起こした状態を言います。 主に、うっかりした動作(上体を曲げたり、ひねったり)で起こります。  少し休んでいると治ってしまう軽い場合もありますが、じっとしていれば痛くないが、立ったり座ったり上体を曲げたり歩いたりすると、痛くて我慢できない状態になることが多いものです。
 重症になると、じっとしていても痛い、座っていても、どんな姿勢をしていても痛むし、一度横になったら起き上がれない、寝返りも打てないという悲惨な状態となります。
 いずれの場合も「こんな状態になるようなことはしていないのに」と、ご本人は疑問に思う程度の動作によって起こります。 ご本人の自覚の有無とは別に、この状態は体が悲鳴をあげたと思ってください。口をきけない体の、体を壊す貴方の動作への中止命令だと受け取ってください
 ぎっくり腰を起こしやすい原因として、椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症・後縦靭帯骨化症・変形性腰痛症などの器質的疾患を持っている方、 内臓疾患のある方などもあります。それらがない場合は、腰の筋肉の一時的緊張によるもの、腰の骨の瞬間的ねじれにより起こる場合が多いです。 体が不用意にねじられた時、関節は危険を感じ、関節を動かす筋肉・靭帯を異常緊張させます。 その結果、緊張した関節は簡単には緩まず痛みを持続させます。
治療
 痛みが軽度の場合は、立った姿勢・寝た姿勢での身体全体のゆがみ、腰・骨盤のゆがみとその動きを調べます。 腰・骨盤が痛いながらもある程度動かせる場合は、整体で動かしやすい方向に関節を動かしてもらい、左右の動きの差を無くしていきます。 これだけでほとんど楽になりますが、一週間くらいは安静にしていただきます。
 中等度の場合は、治療師の誘導で動かしやすい方向を探し、左右の動きの差を無くします。 次に、立ちあがり動作、寝る動作などで痛む箇所の痛みをとります。治療には十日位かかります。
 重症の場合は、とりあえず取れる姿勢で、痛む箇所に軽く鍼(はり)をして痛みが減るのを待ち、痛みが減ってきたら、中等度の人と同じ手順で治療します。 その場で全ての痛みをとり、身体の動きを回復させることは難しい場合もありますので、しっかりと固定をしておきます。 治療までには数週間かかります。
家庭で出来る簡単対処法
 とにかくそのまま動かないことです。 人前で起こした時など、恥ずかしいからと無理に起き上がろうとしたり、歩いてはいけません。 5分から10分位は、我慢してじっとしていてください。 その後で、軽くなったら腰や骨盤に力をかけないように、物につかまったり、膝を上手く使って体を起こしてください。 そのまま休んでいられる場合は、一時間ぐらいはそのままじっとしていてください。 軽度の場合は、これだけでかなりおさまります。
 中程度の場合は、上体の傾きが残ったり、歩行はつらいと思います。
 重症の場合は、なるべくそのまま寝ていて治療機関に連絡してください。
 また、痛めた部位が腰の場合は、腰を揉んだり温めたりしないでください。 骨盤の場合は、お尻の上の部分を冷やさないようにしておき、特に温めたり冷やしたりしないほうが良いでしょう。