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治療体験談

レントゲンを撮ったら、背骨が曲がっていた
背骨・女子高生

 小さい頃から、よく親に姿勢が悪いと言われてはいたのですが、小学校、中学校で毎年やる背骨の検査にも引っかからなかったし、姿勢が悪いからといって、どこが悪くなるわけでもなかったので、いつも聞き流してきました。
 ところが家政科の高校に入り、洋裁や和裁、国語や社会の授業で、イスに座りっぱなし、下を向いて縫い物をしていると、ついつい背中も丸くなってしまいます。そんな毎日が続いている中、少しづつ「ちょっと背中が痛いな」と思う様になりました。痛みが強くなる事はなかったのですが、ダラダラと同じ場所が痛むようになり、近所の病院へ行きました。
 自分のレントゲンを見せられて、背骨が曲がっているのが、一目でわかりました。「曲がっている骨を、まっすぐにしましょう」と言われ、その日から通院が始まりました。腰や首にベルトを付けて、機械で引っ張る治療と注射を、毎日続けていましたが、全然痛みはとれませんでした。
 もう、病院を変えようと思っていた時、父にリバースの事を聞かされました。偶然、車でリバースの前を通りかかったその日、父はギックリ腰で、歩くのもキツかったそうです。リバースで診てもらった帰りは、いつもの足どりで帰って来れたそうです。
 私も話を聞いた次の日に、リバースで診てもらいました。ヘンな紙を渡され「この紙の中央の穴を覗いて下さい」とか、先生が背骨をちょっちょっとさわって「痛いですか?」と聞かれたりするだけで、最初は「は!?」と思っていましたが、私の背中の痛みの原因をわかりやすく説明してくれて、その日は安心して家に帰りました。
 次の日、私は体を動かすのがツライというか動けないみたいで、息も苦しくて、しゃべるのを忘れたような感じになってしまいました。とにかく「めんげん」現象がひどかったのか本当にツライ一日でしたが、次の日は、前日の事がウソのように元気になりました。
 それから通院を続け良くなったのですが、良くなるとそれまで背中が痛くならないように、気をつけていたのに、治ったと思った途端、姿勢の事など頭から離れてしまって、また痛みが出てきてしまい、今、通院中です。
 リバースに来て良かった事は、私達の痛みの原因など、例えば、骨のどの部分がどう曲がっているかとか、深い所まで説明してくれるし、色々な病気の事で疑問に思っていると、わかりやすく教えてくれるという事です。自分の体の一部が痛くなって、なんだか自分で自分をコントロールする大変さが、わかった気がします。
 ある本に、こんな言葉がありました。「建設は死闘、破壊は一瞬」少し大げさかもしれませんが、私も何ヶ月もかかって、やっと痛みがとれたのに、姿勢を崩したら、またすぐにもとにもどってしまいました。
 最近、先生に操体を教えてもらって、痛みが早くとれるようになりました。でも、痛みを以前ほど意識しないのも、良くなっている一つの理由かも知れません。背中の姿勢はまっすぐに、心の姿勢は前向きに、これからまた、治療を続けていきたいと思います。


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