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こんな症状の改善に東洋医学は効きます!

心臓神経症
発症と症状
 年齢が40〜50才代に比較的多く発症します。早い場合は30才代にも起こります。
 初めは、ふとした時に心臓の動悸を強く感じたり、脈が速くなったりして自覚します。 それから心悸亢進(動悸)、呼吸困難、心臓部の疼痛、不快感、易疲労感、まれに失神なども加わります。血圧の一時的上昇、動揺もあります。 一度治まっても、精神的興奮やストレスなどで、再発しやすい特徴があります
 原因として、遺伝的体質が作用しますが、病巣感染、内分泌異常等も関係すると言われています。 また、循環器系の調節異常や、軽度の心筋障害、運動時の冠動脈不全症状、肺活量の減少などが起こっている事があります。
 ですから、症状が起きたら、一度、西洋医学的検査を受ける必要があります。 その結果、器質的心臓疾患の無い場合は、過労、ストレスなどが主な原因と考えられます
治療
 心臓に器質的疾患の無い場合は鍼灸整体マッサージ共に適応します。
 上体の硬くなっている人、姿勢の悪い人、心臓に関係するつぼに圧痛点のある人が多いものです。 まず姿勢を矯正し、上体の硬い状態をほぐし、圧痛点に鍼をします。 ある程度、根気よく定期的に治療を続ける事が必要です。 そして症状が出なくなるまで治療継続し、その後は一カ月に一度位、全身の調整をして身体をリラックス状態に保つ事が必要です。
マッサージイラスト
家庭で出来る簡単対処法
 心身共に過敏な人が多いので、日常生活、仕事、スポーツにおいて、過労に陥らない、 ストレスをためない事が大切です。
 軽いストレッチ、ゆったりとした入浴、軽い全身運動を習慣化してください。
入浴イラスト