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こんな症状の改善に東洋医学は効きます!

うつ病
発症と症状
 うつ病の定義は、学者や時代により諸説があり、分類の仕方も違ってきていますが、ここでは鍼灸治療が適応する種類・範囲に限って述べます
 発症は人によりまちまちで、自覚的な症状も、不眠・精神不安・イライラ・焦燥感・のどの詰まる感じ・ 目まい・全身の疲労感・肩こり・死の恐怖に襲われる、など実に様々です。
 他覚的には、首や肩背部の圧痛(押すと痛む)と硬結(硬くなっているところ)・うっ血・頭部の圧痛・過敏・眼球・顔面の圧痛・ 身体的自覚症状に相応する反応点を、押すと痛んだり硬くなっているところがあります。特に、自覚・他覚を問わず、それらに押す刺激を加えると、ひどく痛がります。
 人の欲求が環境により満足させられない時、また道徳的社会制度との間に葛藤を生じた時、 これに適応しようとしても、適応しきれない場合に、理由の無い恐怖や不安を起こし、それが心身に現れる症状を神経症と言われます。
 その人の持っている様々な感覚・感受性と社会の一般常識とが相いれない場合に、心身の異常をきたすということです。 その人が正しいか、社会が正しいか、は答えは一つではありません。 ただ、社会がいわゆる円滑に動いていくためには、多くに人が是とする感覚と同じでない場合、問題が起きやすく、問題を起こした人が悪い、又は病気だと判断されてしまう傾向があるのです
 例えば、食べ物に対する好みも、人により違いますが、食べ物に関しては嫌いな物は食べなければすみ、社会問題にはなりません。 ただ、毎日、毎日嫌いな物を無理やり食べさせられたらうつ病になるでしょう。
 しかし、もっと複雑な、そしてあいまいな社会的環境、決まり等があわない場合には簡単ではありません。  色彩にたいへん敏感な人は、行ったお店の中にその人にとって嫌いな色が多ければ、その人はお店の中に居られません。 どのお店にも嫌いな色が多ければ、やがてその人はお店に行けない、やがて外出拒否症になるでしょう。
 これはその人の精神的素質、感覚の特徴で、多分に遺伝的なものですが、幼児から成人後を通して、家庭的、社会的な生活との関係の有りようが発病を起こしやすくします。
治療
 その人の感覚、感受性は変えられませんが、周囲が、社会が、どちらが正しいかではなく、 その様な感受性もあると認めてあげることにより少しでもその人に心の安定を与えてあげられるようにする事が必要です。
 鍼灸治療は、その人が待ってしまった各種の症状を軽減する事に有効です。 身体を各器管別にみるのではなく、心と体は一つのものとして見て治療していく東洋医学の治療法は良く効きます。 症状が軽くなると心身がリラックスして自律神経の緊張が取れ、併せてその人を理解してあげることにより、社会生活に対応できる部分が増えていきます。
家庭で出来る簡単対処法
 これは本人よりも周りの人の対処法であり、簡単ではありませんが、 周囲の人がその人を理解してあげ、訴える症状を否定せずよく話を聞いてあげる事が大切です。
 そして、その人の好きな事を見つけてあげて、そこへ注意、関心を待ってもらい、 自分への自信を取り戻させてあげる必要があります