|
2〜8才の虚弱で神経質な子供さんに多いものです。 夜、床に入ってから、1〜2時間位たった時、突然目覚めて、何かにおびえた様子を現し、高い声を出して、母親にしがみついてきたりします。 その後、15分〜20分後に精神状態が落ち着くと安眠します。 このような発作を、毎夜、又は数日間の間をおいて繰り返します。 夜、寝る前に物を食べてしまう、精神の興奮(恐い話や、昼間の恐かった体験)などが誘因となる事が多いです。 |
鍼灸治療はよく適応します。
小児鍼(刺さないで皮膚を擦るだけ)、またはローラー温灸器を用います。
おもに、背骨に沿ったつぼを軽く刺激します。 少し大きくなった子供さんには、頭部のつぼも追加します。 お子さんは気持ち良くなり寝てしまうものです。 2〜3回位で良くなるものです。 |
まず、お母さんがあわてない事です。
そして、寝る前に食べ物を与えないようにすること、子供さんの精神状態を安定させることが大切です。 万一、起きた時は抱いてあげて、やさしく背中をさすってあげましょう。 |